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駆け出しキーボーディストの皆様に耳コピの仕方、曲の解説などやってます。

私を構成する9枚レビュー その4

4枚目。john mayer trioです。もともと鍵盤にフォーカスしたセレクションではなかったのですが、ついに鍵盤がいなくなりました。笑
でもこれは絶対に聞くべき!!!グルーブとは、まさにこのアルバムのためにあると言ってもいい。
まずドラム。steve jordanというドラマーですが、この人ほどグルーブとアンサンブルを追求したドラマーはいないんじゃないか。ドラマーって、結構色が出やすいんですね。音色しかり、リズムしかり。最たる例がsteve gaddで、ちょっと聞いただけですぐにgaddだと分かる。一方steve jordanは聞いてもidentifyできない。この人、曲やアーティストによってめちゃくちゃ楽器を変えるんですね。そのバンドにとって最適なアンサンブルとグルーブを追求した結果だと思う。それだけに、バンド全体で見たときのグルーブは素晴らしいの一言。
次にベース。pino paradinoというベーシストですが、この人白人のくせにd'angeloのバックバンドやってるんですよ!!!信じられない。今作ではオーソドックスなフレーズを弾きつつ、john mayerがソロを取った時にはアグレッシブなラインでサポートしてて、まあ器用にいろいろできるなあという感じですね。ぶっちゃけsteveがすごすぎてかすんじゃうけど!笑
そしてjohn mayer。ただのギタボだと思ったら大間違い。下手したら歌よりギターの方がうまいんじゃないか。カッティングもインプロも最高。
今回紹介するのはアルバム1曲目と3曲目ですね。特に3曲目のグルーブはマストで確認ください!!!!