Day11 -ブルーノマーズ!!!(ライブレポ)-
昨日書けなかったので。みてきましたよブルーノマーズ!!これは完全にアメリカ住まいの特権ですね。素晴らしいタイミングでシカゴに来られましたので、450ドル払ってチケット取りました。ちなみに、みんなにはさんざんシカゴ住まいだと言っていますが、職場はシカゴから高速を1時間ぶっ飛ばしてようやくつく場所にあります。笑 シカゴ郊外とかいってるけど、用賀料金所から東名1時間ぶっ飛ばしたら普通に小田原ぐらいまでは行けそうだよね。まあそんな街に住んでいます。
さてまた話が逸れそうでしたが、今日はちゃんとブルーノマーズについて語らなければ。曲順は忘れちゃったけど曲目はこんな感じ(ちょっと違うかも):
Locked out of Heaven
Treasure
When I was your man
Just the way you are
Runaway baby
Marry you
Talking to the moon
24K Magic
Chunky
Perm
That's what I like
Versace on the floor
Straight up & down
Calling All my lovelies
Finesse
Too good to say goodby
Uptown funk
ツアータイトルがアルバム名なだけあって、アルバム24K magicの曲は全部やっていました。そのほかの曲も過去のアルバムの人気曲をしっかり押さえてあって、誰でも楽しめるような内容になっています。
驚いたのはバックミュージシャンのマルチプレーヤーっぷり。「歌って踊れるアイドル」なんて全然甘い。あいつら、管楽器とコーラスとダンスと鍵盤やってるんだぜ!!!!!信じられない。恐らく最低限の人数でバンドを組んで、そのメンバーでずっとツアーを回るってのがコンセプトなんだろうね。メンバーの入れ替えは一切なし。ドラム・ベース・鍵盤・ギター・ペット・サックス・トロンボーン・MC・ボーカルの10人で全てやっていた。24K Magicの冒頭のトークボックスとかはさすがに同期使ってたけどね。
今回は会場がUnited Centerという、United airlinesがネーミングライツを持っているシカゴブルズの本拠地だったんだけど(ややこしい)、とにかくでかい!!!!3階の端っことか、youtube見てた方がいいんじゃないかと思うぐらい広い。笑
一方で、ライブそのものに死ぬほど感動したかというと、そこまででもなかった。エンターテイメントとして楽しいか楽しくないかと言ったらとても楽しいんだけど、アートとして見にいくもんじゃないね。数年前にアリシアを横浜アリーナで見たときは席が遠くてもすごく感動したんだけど、今回はそうでもなかった。それよりよっぽど、先週ニューヨークで見たErick harlandというドラマーの方が無名だけど感動した。個人的には、音楽には魂の叫びがないとダメなんだよなあ。ただうまいだけじゃダメで、なにかハッとさせるものが必要。基本的にはボーカルで一番感じやすいけど、今回はドラマーだった。ドラムも表現力豊かだよね。本当はピアノもすごく感動すると思うんだけど、最近のピアニストはなんというか、ソツなくうまいやつが多い気がする。伴奏者としては申し分ないんだけど、そんなに聞くためにカネ払ってるんじゃないから、と言いたい。いやもちろん職業音楽家としてやっていくにはとても重要な要素なんだけどね!!
当然ブルーノマーズがソツなくやってるただのチケット泥棒というつもりは全くないし、450ドル払った価値は十分あったと思わせる内容だった。なんだけど、すごく偏狭な趣味である当方にとっては、やや右脳が不完全燃焼かな、という感触でした。
日本では2日しかやらないんだよね!!!大してオススメしてないような書きぶりになっちゃったけど、絶対見た方がいいのは間違いないから。(でも、4万5千円をこのチケットに使うならタイで貧乏旅行した方がいいと思うのは事実・・・)
ということで、お金に余裕のある社会人音楽家の各位につきましては、絶対に見に行った方がいいと思いますわね。それでは今日はこのへんで。
(所要時間25分、1722文字)