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駆け出しキーボーディストの皆様に耳コピの仕方、曲の解説などやってます。

今年もいろいろありました - バンド編 その1

はいはいはいはい結局、またしてもほったらかしになりました。すいません。渡米後、友達と飲むこともなくなり、夜はおとなしく帰ることが多かったので、更新頻度上がるかなと思ったのですが、最近DTMにハマり、かつ仕事が殺人的に忙しくなってきましたので、ほぼ時間ありませんでした!すいません。やっぱり明確に時間を作らなきゃダメだね。

さて、あっという間に年末を迎えることとなりました。今年は本当にいろいろあった。以下、備忘録でつらつら書いておきます。

  • バンドでCD全国流通
    これね。これが今年一番のハイライトかな。2016年の夏に加入して、2016年末にレコーディング、今年の冬にPV撮影等を進め、4月末に満を持してアルバムリリース!!!!
    このバンド加入への経緯はかなり複雑でした。詳細は省きますが、とにかく交友関係が繋がりまくった結果たどり着き、ライブ見たらめちゃくちゃかっこよかったから、猛アタックしました。笑 このバンドには鍵盤必要だよ!!!と。笑
    渋谷のカフェの店長が立上げたバンドで、もともとは箱バンドぐらいの位置づけだったみたいなんだけど、渋谷のいろんなライブバーとつながったりして活動が本格化。渋谷を飛び出して夏フェスに出たり、有名人をゲストに呼んでイベント打ったり、楽しいこといろいろやってたら、カフェ系列のレーベルでCD出してくれることになったという。
    当然だけど当方はしがないサラリーマンなので平日はマジでがっつり仕事をし、平日夜と週末をうまく使って参加していました。
    社会人が仕事以外のアクティビティ(家庭生活や趣味など)とどうやって向き合うか、というのは一つ大きなテーマだと思う。もともと当方は社畜度高めなので長時間労働が基本のため、平日は仕事以外の予定を入れるとか、全くあり得ないと思ってた。せいぜい飲み会ぐらいか。飲み会がなければ、基本的に毎日21時ぐらいまで働き、週に数回は終電、というかんじだった。
    でもこのバンドをやるためには、平日絶対に練習に行かなければならない。20:30スタートだったから、なにがあっても週に1回、20:00に会社を出なければならなかった。最初絶対無理だと思ったけど、これを実現するために朝早くから仕事をするようになった。そうすると、夜眠くなるので、帰ったら無駄な夜更かしをせずにすぐ寝るようになった。かくして、朝型のワークスタイルを手に入れ、夜は週に1回、確実に練習に参加することができるようになった。
    大学生の読者様の中には、「げーーーなんでこの人こんなに働いてるの!意味不明。バカじゃないの?」と思っている人もいるでしょう。実際バカなのかもしれない。実は、本当に空気を読まなければ、大体の会社は、毎日6時に帰ることもできるよ。なんだけど、成熟していない会社だと、チャレンジングな仕事を任されるには、ある程度量をこなせることを上司に示さないといけない。ウチの会社も未成熟なため、御多分に漏れずそんな状況でした。ということで、当方も結果的に仕事量が多いことを厭わなかった。ちなみに、ほとんどの日本企業はそんなもんよ。地方の小さい会社とかだと、サクっと帰れるらしいけど。。。
    ともかく、この会社にいる状況で、キャリアを犠牲にせずに音楽ライフを充実させるためには、「仕事の量を減らさずに早く帰る」という、一見すると矛盾した目標を達成しなければならない。なんだけど、実は矛盾していない。まず早起きして会社に行けば、夜早く帰っても仕事の時間はあまり減らない。また、朝は人が少ないから作業がはかどる。これ、大学生からしたら驚くかもしれないけど、残業時間になると余計な雑談(もしくは、仕事の話なんだけど生産性の非常に低い会話)を仕掛けてくるヤツが必ずいる。あと、基本的に人間は夜は効率上がらないから、夜の残業は生産性が落ちる。つまり、早朝に仕事をすることで、効率が上がるから、仕事の量そのままで時間短縮ができる。
    ということで、このバンドをやるために仕事への取り組み方と自分のタイムスケジュールを変え、なんとか両立させることができたわけ!!自分がやりたいことを明確にし、環境と所与の条件を整理して、自分の行動のどこを変化させるのか冷静に見極め、ストイックに実行する。これはどんな活動においても超重要。これができないと、「変化に対応できないヤツ」のレッテルを貼られるし、自分が得たい成果なんて何も成し遂げることができない。

だいぶ長くなってしまった。ということで、今日はここまで。笑 次回は、ド平日にPV撮影を入れられた時の、上司へのネゴ方法と、渡米編です。今年は本当に盛りだくさん・・・

 

(40分、1988文字)