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駆け出しキーボーディストの皆様に耳コピの仕方、曲の解説などやってます。

初めてキーボードをはじめるあなたに(5)U-Fret先生もありでしょう

ご無沙汰しております。毎回投稿するたびにご無沙汰してる気がするから、次からこういう挨拶はやめにしよう。笑 さて皆様はその後お変わりありませんでしょうか?ワタクシはアメリカ生活に突入しそろそろ1年が経とうとしていますが、思ったように英語がペラペラになるわけじゃない、ということと、アメリカは素晴らしい国で正直ここに永住するのもアリかなぐらいに思うけど、実は日本もいいとこいっぱいあることに気づきました。月並み。笑

さて本日のお題は、U-fretです。知ってますか?このブログの読者様は若き夢見る駆け出しミュージシャンだと思いますが、以前のエントリーでも書いている通り、必ず耳コピの洗礼を受けるわけです。音楽を志すならば。クラシックは例外。耳コピ大変だよねえ。ワタクシもどれだけサボろうかと思ったことか。。。しかし!!そんなあなたに朗報。ここにきてプレゼンスを発揮しているのが、タイトルにもあるU-Fret先生なんですね。こいつはすごい。ほとんど全ての曲のコードがある。

無料ギターコード譜&歌詞検索 押さえ方も分かる! U-フレット

みなさん知っていましたか?もちろん当方がバンドを始めたばっかりの時も似たようなサービスはありました。が、素人にもわかるぐらいコードが間違えまくっているし、有名な曲しか出てこないしで、あまり使い勝手は良くありませんでした。それが!!!最近のサービスはすごい。もはや耳コピしなくてもいいんじゃないかとすら思えてしまうぐらいのクオリティの楽譜が手に入るんですよ!しかも無料!しかもすごい曲数!!これを使わない手はないということで、ワタクシのバンドでもコピー曲やるたびにこぞってU-fretを使っています。

ちなみに、当方はこれ使った方がいいと思います。多分賛否両論あると思うんですよ。これ。代表的な否定意見は以下でしょうか。

  1. 耳コピをしないと相対音感が鍛えられない
  2. テンションノートの記載が少ないから完コピから遠い
  3. U-fretにない曲をやることになる際に詰む

1については、半分正解。ただ、ソロのフレーズをコピーして研究する際に、必ず相対音感が鍛えられるので、正直コードの音取りで相対音感を鍛える必要はないと思います。2については、その通り。特にセブンス系はテンションノートの有無でまるで違う響きになるので、その違いがコピーできないのは結構致命的です。特にJpopやるならね。3についてもその通り。そういう曲は、やらない!笑

ということで結構否定的な意見って正しいんだけど、それでも初心者にはU-fret使って欲しいなと思います。というのは、簡単で楽しいから。ワタクシは大学入ってからずっとサークルで固定バンド(ずっと同じメンバーのバンド)を組んでいたので、極めてドロップアウトしにくい環境にいました。が、それでもあまりに耳コピができなさすぎて嫌になり、途中で本気でやめようと思いました。なんとか続いたのは固定バンドだったからであり、そうじゃなきゃやめていたと思う。でも、それってすごく勿体無いよね。音楽って本当は楽しいものなのに、楽しさにたどり着く前に辞めちゃう。一度そうやってやめた人は、相当な確変が起きない限り、2度と音楽をやり直す気にならないと思う。小学生の時にクラシックのピアノを習わされてすぐ辞めた人、この中にいませんか?皆様は音楽の世界に戻ってきたからいいものの、人によってはただ単純に難しいものだ、という挫折感を幼少期に抱いたままの場合がある。そんなつまらんことで、向こう80年間音楽に対する苦手意識が払拭されなかったら、これってめちゃくちゃ悲しいことだぜ。

ということで、U-fretはバンバン活用しましょう。皆様はコードネームを見てコードがタイムリーに弾けるような練習さえすればいろんなバンドでモテモテです。これで楽しさを満喫してから、自分の勉強のためにコードを耳コピする練習をすれば良いです。

皆様に残った課題は以下ですな。

  • コードネームをもとに和音を押さえることができない
  • テンションノートや、セブンスの付加など、ある程度の味付けが求められる

どうやるかって?これも実はある程度簡単にできます。それは、次回のお楽しみ!!笑

(単純に書くのに時間がかかるとも言う)

 

 (1746字、45分)